誓約

争いのなかにしかない力を手に入れること
あんまりだし したくはないけど 仕方のないことだと整理できなくもない
途中で放棄した考えにもう一度戻っていくような
いやらしい顔で もっともなことを言った
正面に止まる車の列の端には 確かめようのない顔
風が強く吹く前の一瞬に思ったことは
全て偽りのない自分であるってことを認めると誓った